RP2040を搭載した切手サイズの小型マイコンボード「Tiny2040」が、秋月電子で販売開始されました。秋月電子では9月21より販売開始しています。販売開始時点での値段は1380円、秋月電子での通販コードは"M-16761"となっています。
RP2040はRaspberry Pi 財団より販売されている32Bitマイクロコントローラで、Raspberry Piの名を冠しており、豊富なドキュメントや安価であることが特徴です。Raspberry Pi 財団からは、RP2040を搭載したマイコンボード「Raspberry Pi pico」が販売されています。
Tiny2040について
こちらはUSB Type-Cで接続が可能で、郵便切手サイズの小型な本体にRP2040を搭載した、特徴的な見た目のマイコンボードです。
Raspberry Pi picoに搭載されている2MBのフラッシュメモリよりも大きい、Quad SPI接続による8MBのフラッシュメモリを搭載しています。
スルーホール処理をされていますので、直接のハンダ付けも可能となっています。
Raspberry Pi picoのファームウェアと互換性があるので、ピンの数を減らすことも可能となっています。
Tiny2040の仕様(秋月電子販売ページより引用)
・CPU:RP2040(デュアルコアARM Cortex M0+ @133MHz)
・RAM:264KB、QSPI flash 8MB
・接続:USB Type-Cコネクタ
・I/O:12(内4ピンは12bitADCとして使用可能)
・UART:ハードウェアUARTx2(0:コンソール、1:外部接続)
・シリアル通信:I2Cx2 、SPIx2
・LED:RGBフルカラーLED搭載(R:GP12、G:GP19、B:GP20 ボード端子と重複せず))
・スイッチ:ブートスイッチ(GP23 ボード端子と重複せず)、リセットスイッチ搭載
・I/O入力電圧範囲:2V~3.6V
・電源:USB-Cバスパワーまたは基板端子への5VDC
・寸法:19mm×18mm
画像:公式販売ページより引用
https://shop.pimoroni.com/products/tiny-2040
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